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Channel: ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき
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ダイバーシティとグローバリゼーションからみる、フォロワーの重要性

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「ダイバーシティ」と「グローバリゼーション」
どちらも、異文化の中で円滑なコミュニケーションをとるための手法だけど、
その手法は異なる。



ダイバーシティは、「多様性」であり、基本的に個々人は、違うものとして、
違った状態を受け入れ、その中で共創して、なにかを成し遂げるもの。

それに対してグローバリゼーションは、「国際化」としか言っていない。
国際化するのに、実際には、民主主義の王者アメリカ資本主義やら、
多国籍企業なら本国のやり方など、1つのやり方を世界的に「同じように」
行う方法が、一番手っ取り早いし、「日本においては」そういう
国際的企業が多いのかな?

金太郎飴でたとえると、たてに見ると、白い部分、黒い部分、赤い部分
などがあって、これを寄せ集めて、金太郎飴さんができるよね!
というのが、「ダイバーシティ」
この金太郎飴を横に切ると、どこを切っても同じ形(金太郎)になる。
これが、グローバリゼーション。



なお、最近はダイバーシティより、インクルージョンが話題。

インクルージョンは、ダイバーシティを越えて、一つの組織として
個々の能力を活かした活用をしようとする。

コレは一見、よさげに聞こえるが、根本的問題には答えていない。
つまり、ダイバーシティが起こるということは考え方が違うので
あるから、それをどうするか?(コンフリクトをどう解決するか)

従来のグローバリゼーションの場合、一つの価値観を押し付けるので、
それはなかったわけだ。



ダイバーシティは、いろいろな視点からみて、違った角度から
物事を分析できる。そこで、イノベーティブな分野に向いている。

逆にグローバルといえば、製造業という感じで、
大きな部隊を動かすには、統一の考え方のほうがいいので、
グローバル化が向いている。

前に書いた、

イノベーションを起こすのに必要な3種類の人間
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/0d02a037c46eb3e16435abcce8b90b19

だと、ダイバーシティを求められるのは、イノベーター、
グローバル化するといいのは、ワーカー
ということになる。

だが、イノベーションを興し、革命的な製品を世に広めるには、
ダイバーシティの多様性から生まれるコンフリクトを超えて、
一つにまとめて、ワーカーさんへグローバル化した状態で渡す必要がある。

これがさっき言った、インクルージョンで、これを行うムーブメントになる人が
フォロワーってことになる(つまり、フォロワーはイノベーターの社会と
ワーカーの社会の構造的空隙を埋める存在である)
よってイノベーションを興し、革命的な製品を世に広めるには、フォロワーが重要になる


P.S って考えると、フォロワーは、だれからも受け入れられる人
  →アイドルってことになる。

 グローバル社会では、権力者が、他の人のいうことを聞かせるので、
 権力を握ることが重要だったけど、
 インクルージョンは、コンフリクトを超えてみんなから納得される
 愛されるということが重要になるので、
 偉い人が変わるのだ。。。

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