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Channel: ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき
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モデルベース技術開発セミナー

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モデルベース技術開発セミナー」を聞いてきたのでメモメモ



モデルベースシステムズエンジニアリングと
SysML システムモデリング言語

・モデルベースシステムズエンジニアリングとは
・SysMLによる機能要求分析
・事例紹介:2厘自動車に対する操舵アシスト制御システムデザイン
・まとめ

■モデルベースシステムズエンジニアリング
・DualVee(2元V字)開発モデル
・エンティティV
・アーキテクチャの3つの視点とは
・要求定義と検証・妥当性確認の位置づけ


システムズエンジニアリング
 システムを成功裏に実現するための複数の分野にまたがるアプローチ・手段

・ニーズを明確化
 機能要求定義
 関連する問題考慮
 設計のための総合
 システムの妥当性確認

・モデルに基づくシステムズエンジニアリングの必要性
 図的に表現する
 協働してシステム開発→共通言語
 モデルの再利用

・SysML
 有力な図的表現方式として注目
 複雑なシステムを構造、振る舞い、要求、パラメトリック制約の面から
 図的に表現できる


■2元V字開発モデル(Dual Vee Model)
・アーキテクチャの分解と統合のV
・システム、サブシステム、コンポーネントを縦方向
  →手前に出ているVがエンティティV

■エンティティV
・システムレベル、サブシステム。コンポーネントでも

■2つの鉄則、3つの視点
・要求の2つの鉄則
  測定可能で
  テスト可能
・どのように実現するかの前に
  それは何か
  なぜそれが必要かを明確にする

・アーキテクチャの3つの視点
  オペレーション
  機能
  物理
→SysMLは、上流から使える
→MATLAB/Simulinkはファンクショナル
  →SYSMLからも
→CAD:物理
  →「きゃてぃあ」は上流から

SysML
 振る舞い
   ユースケース図
   シーケンス図
   アクティビティ図
   状態遷移図
 要求図
 構造図
   ブロック定義図
   パラメトリック図
   内部ブロック
   パッケージ図

4つのピラー
  構造
  要求
  振る舞い
  パラメトリック:数式表現


エレベーターに対する要求の話
  ユースケース
  シーケンス図
  機能分析
  階層的なユースケース分析

■システム分析の考えかた
  機能→サブシステムへ

■テストケースの計画と管理
  ユースケースを考えた:ユースケースシナリオ
  HILS/SILSが必要になってくる

■事例紹介:バイク

■まとめ
 ・パラメトリック図は、かけはし




An Example of Service Design and Simulation assisted by the SysML

・サービス設計のための方法論
 サービスサイエンス
  →サービスがサイエンスになりえる
  →サービスを設計する
 サービス工学
  →顧客満足の数値化(JCSI)

・日本版顧客満足指数(JCSI)
  顧客満足
  知覚品質
  顧客期待
  知覚価値
  クチコミ
  ロイヤリティ

・サービスとは
  コトラーの定義等
 サービスに関する定義
  サービス品質
  顧客価値
  サービスの生産性(まだはっきりしない)
  収益性
 サービスの特徴
  無形性
  同時性
  異質背
  消滅性

・サービス評価のためのシミュレーション
   JCSI
 サービスシステム設計支援
   統合モデリング言語SysMLを用いたモデリング

・認識論の方法としてのシステム
   因果関係
   世界を体系化

・システムの歴史
  一般システム理論
  サイバネティックス(ノバート・ウェーナー)
  情報理論

・アーキテクチャ:ザックマン
  機能:プロセス
  材料:データ
  構造:ネットワーク

・フィードバック制御
  ものとことの閉ループ回路
    手続き的世界 コト:人間が構築した手続き
    物理的世界  もの:物理法則

・連続時間 微分方程式・・・
 離散時間 ペトリネット・・・

・事例:HomeCotinuityPlan
   HCP

 


システム工学とソフトウェア工学のコラボレーション
およびOCSMPについて

・システム工学
   国により、世代により言葉が違う
   SEということば
   イメージ:船、ロケット、軍事

・ソフトウェア工学
   1960年代(そのまえは、CSの一部)
   システム工学の一部
   利用技術を持っている会社:生き残った
    例:小売の知識NCR
      →キャッシュレジスター
        ブレークスルーのはじまり
        客がお金をチェックする→小売システム

・システムのソフトウェア依存度が大きくなった

・人によってばらばらなモデリング

・モデリング
  実装から導入へ
    オブジェクト指向(分析設計)
       UML2.0 汎用モデリング言語
    モデルドリブン
       多層構造、UMLを想定していない
  内部から外部へ
    ビジネスモデル(日銭)→戦略
  アーキテクチャとドメインの問題
    エンタープライズアーキテクチャ
    ビジネスアーキテクチャ
    ドメインアーキテクチャ

・システムとソフトウェアのコラボ
  黎明期:規模の経済
  アポロ計画:ミッションクリティカル
  プロセスコントローラー
   補助的、非汎用的:いまだに動いている

  70年代:メインフレームの時代
   プロセスコントローラーの普及
   マイクロコンピューターの誕生

  80年代:マイクロコンピューターの時代
   システムエンジニアリングが影を潜める
   組み込み

  90年代:インターネット→通信分野へ
   ダウンサイジング
   シミュレーション技術の急発展
     バーチャルリアリティ

  2000年代:主役交代メーカーからユーザーへ
   コモディティ化
   バーティカル化(業界固有のアーキテクチャ)
   ビジネスモデリング
   グローバル化、一貫性、標準化
   モデリング技術の発展

モデリング技術の発展
・はじめ、数学を言語として数理モデル
・システムエンジニア:ソフトウェアに依存性が高くなった
・システムが複雑:特徴的
   原因結果は簡単な因果関係が増えてきた
     →因果関係の錯綜
  →SysML

・事例:SWFTS
  いままでの生産性では追いつかない
  UPDM

  効果
   コスト削減
   高度に複雑なシステムへの対応
   品質

・テストできないSWの品質
  80年代 Ada
    形式手法
    ブーチ手法
   →軍事:テストできない

  90年代:シミュレーション、VR
    バグがあっても安全なシステムへ

  2000年代
    シミュレーション:高品質、低価格
    SysML
    トレーサビリティ

・OCSMP
  OMGの試験
    モデルユーザー:情報提供者
    モデルビルダー:設計者
  ピアソンビュー、2万円台



■SMAのモデルベース開発に関する活動について

SMA
  モデルベース設計検証技術部会
    実例の収集と分析
  モデルベース技術者研修環境研究会
    スキルレベル向上の研修環境
  ETSS導入推進部会
  スキルの形式的評価手法開発部会
    スキル評価の客観性


ETSS
  技術
   経済的、再現可能、工程
   (経済性がないと工学)
   1対多可能、お金で買ってくる可能
   技術の方向(モチベーション)→革新的

 スキル
   与えられた技術、個人の作業能力
    まねすることのできない
    (見ることはできるが、まねできない)
   スキルの方向→保守的(個人の価値増大)

部会メンバーのMBD適用状況
・状態遷移図はみんな使っている
・SysML/UMLも使っている

・(質問に答えて)
モデルベースが利用されるところ
  →シミュレーション(特に命に関わるところ)
  →プログラムの自動生成

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