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Channel: ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき
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イノベーションを起こすのに必要な3種類の人間

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なぜか、「日経SYSTEM」の3月号をぜんぜん読んでいなかったので(おいおい)
さっき、あけて読んだら、(2015年3月号11ページ)
「ソフト技術者が二分化 創造者か労働者か」
とあった。でも、この2種類だけでは、イノベーションな仕事はできないはず。
(逆にイノベーションでない仕事は、労働者だけで出来る)

創造者を「イノベーター」、労働者を「ワーカー」とすると、
物をイノベーションしていくときは、この2者だけでは、
実はおおきなイノベーションは興せない。

なぜなら、イノベーターが1人でできることには限界があり、
ベンチャー企業の売上を支える程度ならさておき、
大きな社会を変えるほどのイノベーションを1人で興す力はない。
かといって、労働者だけでは、新しいものを作り出ない。
そして、イノベーターと労働者は、価値観や考え方が違うので、直接話し合うことが難しい。

そこで、この間に「フォロワー」というのが必要になる。
「フォロワー」は

デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」
http://www.ted.com/talks/derek_sivers_how_to_start_a_movement?language=ja

で出てくる。

イノベーターはめちゃくちゃなクレイジーなので、これに規律をつくり、何を模倣すべきかをきめて、大衆(ワーカー)を動かす。これがフォロワーの役割。
このフォロワーがいないと、ムーブメントはキャズムを超えず、ただのクレイジーで終わってしまう。

ということで、イノベーションには「イノベーター」、「フォロワー」、「ワーカー」の3種類の人が必要。このうち、「ワーカー」は多数であり、入れ替えが聞くのであまり問題にならない。イノベーターがいないと、イノベーションが起こらないのは、すぐ気がつく。でも、「フォロワー」の必要性は、気づきにくいんだよねえ・・・

P.S 商品が100のレベルに達すると成功だとしましょう。
0から1にするのが イノベーター。(何もないところから1つつくる。足し算)
1から2にするのが、フォロワー(足し算)
2から100までにするのが、ワーカー(並列作業にして、掛け算で利いてくる)

イノベーターとフォロワーのちがいは、
 イノベーターは、0から1にするけど、マイナス1になってしまうこともある

 フォロワーは、それを絶対値をとって(規律を作って)
 もう1個足して(2にして)量産可能にする
 2になれば、掛け算のスピードで増えていくけど、
 0や1になにを掛けても、増えない

   

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