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Channel: ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき
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文脈指向プログラミング

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 オブジェクト指向プログラミング、アスペクト指向プログラミングときて、
 どうも、将来的には、「文脈指向プログラミング」と来そうな気配?

 オブジェクト指向プログラミングは、
 クラスやオブジェクトの構造が決まっているとき、
 機能要件を表現するのには、うまくいった。



 しかし、速度低下のため、DBアクセス手法を変えたいとか、
 セキュリティが弱いので、セキュリティをいっせいに高めたいといった
 非機能要件を考えた場合、
 その該当箇所は、クラスのメソッド内にさまざまに、「横断的に」散らばっているので
 オブジェクト指向で行う場合困難なこともある。

 このようなときに、「横断的関心事」をバサッと切り出し、入れ替えてしまう
 のが、アスペクト指向。



 オブジェクト指向には、もうひとつ問題がある。
 クラスやオブジェクトの構造はあらかじめ決まっている。
 しかし、現実には、できるだけ、動的に決めたい。
 (そのために依存性の注入などがある)

 もっといえば、文脈に応じて、振る舞いを変えて欲しいわけだ。
 車で、「進め」という命令が来たとき、
   目の前に何もなければ進んで欲しいし、
   人がいれば、「止まって」欲しい(同じ進めでも)

 こんな、状況に応じた振る舞いができるのが、
 「文脈指向プログラミング」
 らしい(はっきりわかっていない)。

どうも、このへん

http://www.graco.c.u-tokyo.ac.jp/~masuhara/papers/jssst2011-aotani.pdf

に参考になる論文があるらしいよ・・・



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