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Channel: ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき
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原子力におけるセーフティケース(安全性を保障するための論拠)

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 セーフティケースという概念がある。
 安全性(セーフティ)を証拠を元に立証することで、イギリスで、主に考えられているもののようだ。
 まず、ハザード分析やリスク評価(H&R)を行って、それに対して、安全だよ!という証拠をだして、立証していく。

 分野ごとに、いろいろなセーフティケースがあって、

   自動車だと、ISO26262やMISRA(みすら)-SAなど、
   軍事ではDef Stan 00-56 issue4 2007、
   鉄道だとBS EN 50129:2003
   原子力だとSAP(Safety Assesment Principle)2006

 なんかがあるみたい。

 と、ここまで、このまえ、SEA-SPINで聞いてきた。



 ってことを思い出して、いま「原子力 セーフティケース」で検索すると、おもに、「高レベル放射性廃棄物処分」の話のようだ。
 ストレステストとかは、こういう形で立証しないと、まずいんでないかい?と思い、ぐぐって見たら

原子力発電所に対する欧州「ストレステスト」
http://www.greens-efa.eu/fileadmin/dam/Documents/Studies/Nuclear_Stress_Test/Stresstests%20(JP).pdf

なるPDFが出てきた。そこにセーフティーケースという言葉は出てくるのだが。。。

そうだね。そこに書いてあるように、
セーフティケースは、一度決めたらいいってもんじゃないよね。
技術的に最新のものにした上で、チェックしないと・・・

日本のストレステストは、どうなってるんでしょうね?
福島の状況を反映しているのかな?


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