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Channel: ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき
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JTF2014に行って来た その6 Openflow話

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22日、JTF2014に行って来た話のつづき

仮想ネットワークを実現するOpenVNet

をメモメモ



目的
・OpenFlowってどんなものかわかるようになる
・フローが読めるようになる
・OpenVNetの仕組みが大体分かるようになる

OSI参照モデル
・第二層、第三層に関して実際のネットワーク機器上では
 どんな動きをするのか軽くおさらいします。

第二層データリンク層
・EtherNet
L2スイッチの挙動
 Macアドレスとポート番号のペアを記憶する
 →ポート

第三層ネットワーク層
L3ルーターの挙動
・あて先IPアドレスを読み、あて先ネットワークを決定
・ルーティングテーブルを参照し、送信先を決定

複数ルーター間の挙動
・ダイナミックルーティングの場合、EGPなどで

まとめ
L2:スイッチではMacアドレスを元に制御

L3:ルーターではIPアドレスを元に制御

What is OpenFlow
・2009年スタンフォード大での研究が発端
・ONF(Open Networking Foundation)が管理
・OpenFlowスイッチ

現在1.3に対応

OpenFlowプロトコルの説明
・OpenFlowコントローラーとOpenFlowスイッチ


スイッチ:
・接続要求:TCPなど

セキュアチャネルでコントローラーとスイッチを接続
 N対N接続→冗長構造

・HELLOを投げ合う→一番高いバージョンを投げ、会話を決める

コントローラー(フィーチャーリクエスト)→スイッチ(フィーチャーリプライ)

パケットの受信
パケットINでお知らせ

フロー:フローモッド(FLOW_MOD)で更新
    パケットアウト

フローの例
マッチ アクション

オープンフローでは、テーブルごとに処理しない内容を分ける

メタデータ:64ビットの汎用レジスタ

OpenFlow Switch
・OpenVSwitch
・Tremaというフレームワーク

■OpenVNetの実装
・わかめVDCの仮想ネットワークを外だしにしたもの

作った理由
・オープンソースで開発されてない

・複雑なネットワークを作れる→物理ネットワークを単純に

・構成
 エージェントプログラム
 キューイング
 管理するプログラム

VNA:パケットやり取りするエージェント
VNMGR:VNAを管理するマネージャー、MySQLにつながっている
VNCTL:

MAC2MAC
 はなれた物理マシン間でも転送
 ARPリクエストを送る
  Openvswich
   わからないので、となりのマシンにブロードキャスト
   OpenvSwitchが覚える
  VM2からARPリプライ

L3を超える場合:GREトンネル

セキュリティグループ:ファイヤーウォール

コネクショントラッキング
  VNAにVM1→VM2許可、VM2→VM1許可を一時的に入れる

OpenVNetのテスト
Openvnet-testspec
・RSpecで記述
・シナリオごとにyaml
  L3を越えるかなど
  Jenkinsでジョブ管理
Hipchat

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7月25日19:00
wakameusersgroup.org

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