Quantcast
Channel: ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7267

アシュアランスケースとその表記法のGSNのチュートリアルを聞いてきた

$
0
0
KBSEのチュートリアル、
アシュアランスケース演習   〜 ツールを使って書いてみよう!! 〜
http://www.ieice.org/~kbse/tutorial/tutorial-20140530a.html
を聞いてきた。その内容をメモメモ



アシュアランスケースの必要性
リスク:障害、怪我→どのくらいの確率で起こるか

1.はじめに
・マクドナルドコーヒー訴訟
 コーヒーをこぼしてやけど→訴訟→勝訴

1.アシュアランスケースの必要性
 リスクの構造と
 それに対する安全性の主張の必要性
 主張する際のポイント

アシュアランスケース

(安全性の)主張
  ↑
  説明←アシュアランスケース(主張するための手段)
  ↑
 エビデンス

欧米では、アシュアランスケースは安全分野で

1.0事例から得られる示唆
・マグドナルドコーヒー訴訟の事例を考えると
事前準備
  ・発生割合
  ・温度などに対するリスク
プロセス
  ・提供する仕組みに不備
  ・クレームの発生しないシステム
  ・クレームの対応
その後
  ・どのように対応(発生防止)

・トヨタ 大規模リコール(プリウス)
 何も問題はないか?
  ・電子スロットに欠陥がないことを証明する
    →難癖をつける人に証明できるか?

訴訟だけでなく、お客さんの不安に証明できるか?

1.1 リスク発生条件と対処法
リスク
  前提条件が成立:システムが正常運用
   ↓(そうでない)
  想定している例外条件:想定された事項を実行
   ↓(そうでない)
  想定していない:運用プロセスでシステム機能回復

リスクの対処方法
1.リスクの識別
   網羅的、
2.リスクの対処策の考案・選択
   適切な対処
3.リスク対策の実施確認
   証拠が必要
それでも、想定外のトラブルがおこる。そのとき運用で対応

1.2 システムリスク管理のための開発活動
・V字開発
  要件定義         システム試験
   外部設計      結合試験
    内部設計   単体試験
      プログラミング

想定できることはV字で開発できる
想定外:運用保守工程

1.3 システムリスクの対応・主張方法
・イプシロンロケット 打ち上げ中止
  地上装置
  搭載検査機
   →0.07秒はやかった

確認問題 ワークシート
  問題
  理由
  対処

1.3 システムリスクの対応・主張方法
 主張
 |−前提
 |−説明
 証拠

Toulminの論証構造
  →クリティカルシンキング

2.2 アシュアランスケースの表記法
  GSN
  CAE
  ARM

・astah GSNで作図

・木構造になっている
 説明をいれて主張

・主張は最終的にundevelopか証拠で終わる

・→に2つ(astahは自動的に色を変える)

主張:S+Vの命題(命令や挨拶でない)
説明:分割するときの議論の仕方
証拠:ドキュメント

前提:システムの運用環境、定義など
・ディペンダビリティ→たよりがいがある
・語彙の定義

ゴールの分割
  システムの構成要素ごとに分解
  機能による分解
  属性構造による分類

間違いやすいポイント
・説明戦略とゴールと取り違い
・主張が実行文になっている

Q;構成要素に分割する→独立を保障しないといけないのでは?
A;→独立でない場合、相互作用のゴールを入れる

Viewing all articles
Browse latest Browse all 7267

Trending Articles