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Channel: ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき
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「要求工学知識体系」の構造

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要求工学知識体系 REBOKの構造について。

REBOKの構成は、
 0.はじめに:要求工学知識体系(REBOK)が移設
 1.要求工学の基礎
 2.要求工学プロセス
 3.要求獲得
 4.要求分析
 5.要求仕様化
 6.要求仕様の検証・妥当性確認・評価
 7.要求の計画と管理
 8.実践の考慮点
 *基本用語対照表
 *要求工学に関する標準・勧告・ガイドライン
 *参考文献
 *索引
となっている。

このうち、
 3.要求獲得
 4.要求分析
 5.要求仕様化
 6.要求仕様の検証・妥当性確認・評価
が、実際に要求分析段階で行うことであり、これらをまとめて要求開発と呼ぶこともある(P7)



■各章の構成
 3.要求獲得
 4.要求分析
 5.要求仕様化
 6.要求仕様の検証・妥当性確認・評価
の各章は、3.0,4.0,5.0,6.0章において、概説として、各プロセスにおける
全体像を説明し、各プロセスの詳細な活動が以下の章になるようになっている。

活動については、それぞれについて
1.概説
2.目的
3.アクタ
4.手順
5.技術
6.インプット
7.アウトプット
8.関連副知識領域
について記述されている(ので、PMBOKの書き方より細かい)

以下、各プロセスにおける活動を挙げる


■要求獲得
1.ステークホルダーの識別
2.現状システムの理解
3.現状システムのモデル化
4.課題の抽出と原因分析
5.課題解決に向けたゴールの抽出
6.ゴールを達成する手段の抽出
7.実現すべき将来システムのモデル化
8.要求の記述と詳細化


■要求分析
1.要求の分類
2.要求の構造化
3.要求の割り当て
4.要求の優先順位付け
5.要求交渉


■要求仕様化
1.ビジネス/プロダクト要求の文書化
2.システム要求の仕様化
3.ソフトウエア要求の仕様化


■要求仕様の検証・妥当性確認・評価
1.要求開発プロセスの計画
2.要求管理計画
3.要求属性
4.要求の優先順位付け
5.要求管理(要求変更管理)プロセス
6.要求トレース
7.要求測定



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