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Channel: ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき
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REBOKを読む その1 全体像

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今日から、

要求工学知識体系
http://www.amazon.co.jp/dp/4764904047

(REBOK)を読んでいきたいとおもいます。

まずは、全体像。



■全体の構成

 全体の構成は、以下のようになっている

 0.はじめに
 1.要求工学の基礎
 2.要求工学プロセス
 3.要求獲得
 4.要求分析
 5.要求仕様化
 6.要求仕様の検証・妥当性確認・評価
 7.要求の計画と管理
 8.実践の考慮点
 その他付録

となっている。

 ここで、「0.はじめに」はREBOKについての説明、
「1.要求工学の基礎」は、機能要件、非機能要件など、要求工学で必要な知識について。
「2.要求工学プロセス」は、プロセス全体についてのお話 

 要求工学で行う各プロセスは、3章以下に述べられている。

 3.要求獲得
 4.要求分析
 5.要求仕様化
 6.要求仕様の検証・妥当性確認・評価

 が行うべき内容である。

 このプロセスの管理として、
 7.要求の計画と管理
 がある。

 8章は、ベストプラクティスについて書いてある。残りは付録。



■各プロセス(3章〜7章)の構成

 このうち、実際に行うべきプロセスが書いてある、3章〜7章に関しては、同じ構成になっていて、
 章.0(3章なら3.0、4章なら4.0)で、各章の内容の概説として、その後で述べられるプロセスがどのようなものかを説明し、それ以降、順番に、(3.1、3.2・・・・)行うべきプロセスというかアクティビティというかが書かれている。

 この3.1,3.2・・・以降は、各プロセス、おおむね以下の構成になっている

  1.概説
  2.目的
  3.アクタ
  4.手順
  5.技術
  6.インプット
  7.参照
  8.アウトプット
  9.関連副知識領域

 PMBOKの場合、インプット、アウトプット、ツールと技術なので、それ以外にも、詳しく書いてある。



■次回から

 次回から、各プロセスについて、つまり、3章以降についてみていく。

 その前に、3章以降でよく出てくるSMEという言葉について、ここで説明しておく。

 SMEは、2.2.5(P35)にあるとおり、サブジェクトマターエキスパート、その分野の知識をもっている人で、ドメインエキスパートなどをさす。

 では、次回。



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