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Channel: ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき
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ブロックチェーン型IoTとして、Ethereumを応用とかの話を聞いてきた

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7月4日、よくわかるEthereum入門を聞いてきたのでメモメモ



・よくある誤解
 電子契約のプラットフォーム?
 契約という言葉のイメージが誤解を招いているかも
 契約=民事契約
 契約書をwebで再現したもの?不動産の契約ができる?→誤解

 →「コントラクト」はそういう意味じゃない

・じゃあなに?
 ターミネーター:
  コンピューターが支配と戦う
    →スカイネット:止められないコンピューター

・未来の二つの顔/ほ―がん/星野
  ドローンが自己修復
  →コンピューター反乱:止まらない

・実際のEthereum
 ワールドコンピューターという表現(公式)
 止められないコンピューター
 ブロックチェーンで動く、分散化されて、止まらないコンピューター
  スカイネットの現代版
  止められないAIが人類を攻撃する(未来の2つの顔)

・ブロックチェーンの特徴
 分散型で
 コピーがたくさんあって
 一か所がやられても生き残る
 決してシャットダウンできないコンピューター

・なんでこれが必要か
 ビットコイン→(コピペ)アルトコイン→(拡張)ビットコイン2,0→(万能化)イーサリアム
  ビットコイン:お金、価値
  アルトコイン:ライトコイン、モナコイン 他の通貨を作る

・Token/Assets/カラードコイン
 発展した概念→権利が移転できないか スマートアセット(カラードコイン)
  トークン:権利 入場券にできる→第三者に移転できる(デジタルアセット)
  いままでの入場券は、コピーできる。譲渡不可能にしないといけない
 株券、債権、証券、法定通貨とペグしたコイン、ゲームのカード
 ドメインネームを登録
 分散型取引、取引所
 →2.0プラットフォーム:Nxt,Nem,BitShares 2013年ごろ
  プラットフォームが用意した機能をユーザーが使う

・イーサリアム
 個別の拡張機能ではなく、汎用化
 チューリング完全なコードをブロックチェーン上で動かす
 ブロックチェーンで動く、汎用コンピューター
  EVM(イーサリアム バーチャル マシン)
  Dapps:分散型アプリケーションのOSを目指す

・チューリング完全とは
 あらゆるアルゴリズムを記述可能であること→チューリング完全性
 つまり、コンピュータで実現しているあらゆる種類の処理を行うことができる

・分散型ワールドコンピューターは何が嬉しいのか
 落ちないコンピューター:止まらない処理
 ズルができない→採掘者が計算している
 →透明性がある

・端的な話
 自動車の鍵のロックのアプリ
 これをトヨタのコンピューターが管理していると、トヨタのサーバーがハックされると終わる
 確実に本人しか操作できず、改ざんできないようにする

・応用:宝くじアプリを作る
  当たった人が総どり
 →中央集権な実装
   抽選をただしくしたか?
   ちゃんと払い戻されたか?
   持ち逃げ
  →信頼できる人=国しかやってはいけない法律

・宝くじコントラクト→宝くじプログラム
  受け付け機能
  くじを引く機能
  配当機能

 プログラム→コンパイル→デプロイ
 →(マイナーが)マイニング→デプロイ:コントラクトアドレス
 →終了を書いていなければ、永遠に

・この宝くじは、誰が実行している
  コントラクト自動的に;自動執行
 こうした自動執行のプログラムをスマートコントラクトと呼ぶ


Solidityという言語を使う
 登録は数十円(すべてやるのにお金がかかる)

・実際に登録されているもの
 バイトコードをディアセンブルできる

・技術者向け概念図
 イーサリアムのトランザクション;何かを叩くとか
 →内部状態を管理 17.5秒

・応用:アプリケーションがいくつかある
 紹介サイトある
  ギャンブル
  クラウドファンディング
  投票システム

 slock
 The DAO
 Augur 予測市場
 投票

・IoTへの応用
 今までのIoTの限界
  IoTデバイスを中央サーバーで
   どこが標準?一社に依存?

 ブロックチェーン型IoT
  イーサリアムのコントラクトでIoT
  自立したデバイスが、ブロックチェーンで相互接続

 IoT応用事例
  スマートロックやスマートキー
  ビッグデータ

・The DAOについて
 自動化された投資ファンド
 資金集め(DAOトークン)
 ファンドの維持 (ETHだて)
 投資の提案、投票、投資実行、リターン配当のプログラム
 →ハック
  コードが見える
  DAOのsplitの機能のバグをつく
  50億円のETHを別にうつした→27日間はとどめ置く
 →犯人の主張:プログラムの機能を実行しただけ
   →問題ない。不正は起きてない
  バグのプログラムを登録したあなたが悪い!
 →これに介入すると、何が問題になるのか?
 →ホワイトハッカー現れる
  同じ方法でのこり70%を移動
  →それを基のハッカーがハックして・・・
 →もとのDAOは空っぽ
 →イーサリアムファンデーションが介入
  →ソフトフォーク版にバグがあり、もっと複雑な話に・・めいそうちゅう
  →ハードフォーク:パラレルワールドができる
 →コントラクトを書いた人の責任なのに、プラットフォーム介入?
  ブラックリスト機能導入?
  恣意的な救済?

 スマートコントラクトの限界点
  コードの完全性を確かめる手段がない
  止められないコンピューターはもろ刃の剣:バグが明らかでも、止められない

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