IE8が2016年1月12日にサポート終了するので、互換性テストどうするか、聞いてきた!
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/7814720f034ccd91797ed151c37648db
で聞いてきたはずの、IEの互換性の修正・テストをする方法について、まとめてみる。
■概要
IEの互換性テストをするには
方法1
・UIテストを流して、問題点を検出する
・Internet Explorer 互換性クックブックを見てがんばる
方法2
・Compat Inspectorを使う
いずれにせよ、修正したら
・各バージョンのブラウザで確認する。
という手順をとるが、これを行うツールがある。それについて
■UIテストを流して、問題点を検出する
VisualStudioのバージョンによっては、自動でUIテストができる。
くわしくは、
1.UI オートメーションを使用したコードの検証
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dd286726.aspx
2.自動 UI テストを使用したユーザー インターフェイスのテスト
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/vstudio/dd286726(v=vs.100).aspx
を参照のこと。
なお、自動UIテストはseleniumでもできるが、seleniumのIEによる自動UIテストは、
seleniumIDEから、captureEntirePageScreenshotがエラー
に書いたように、なんかうまくいかない・・・(自分だけ?)
■Internet Explorer 互換性クックブックを見てがんばる
UIテストをして、ターゲットとなるブラウザで動かない場合、互換性の問題となる。
どんな互換性の問題があり、どうすればよいかは、
Internet Explorer 互換性クックブック
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ie/dn384059(v=vs.85).aspx
を見れば、わかるらしい。
■Compat Inspectorを使う
UIテストして、互換性クックブックをみてなおしてもいいが、
IEの互換性で問題がある機能を調べて、どう直すか教えてくれる
Compat Inspectorがある。
これは、Javascriptで、これを入れるのはめんどくさい。
そこで、プロキシFiddlerを通してCompat Inspectorを動かす方法がある
詳しくは、
Compat Inspector - ソースコードからIE独自機能を機械的に検出しWeb標準へ置き換えさせる方法
http://furoshiki.hatenadiary.jp/entry/2014/01/06/030742
を参照のこと(そこにやり方が書いてある)
■各バージョンのブラウザで確認する
とにかく、修正したら、各ブラウザで確認する必要がある。
http://modern.ie
にいくと

のように、「仮想マシン」を使ってIE6~11までの動作状況を確かめられる。
同様に確認できるものとしてBrowserStackがある。